シーズン途中でサイドスロー転向 オリックス2年目・柴田の挑戦

[ 2015年5月2日 12:37 ]

オリックス2年目の柴田健斗投手

 1日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で、第一歩を踏み出した投手がいる。オリックスの2年目の柴田健斗投手だ。1―11と、点差の開いた7回に登板し、三者凡退の無失点で切り抜けた。結果だけでは分からないが、柴田は10日ほど前に上手投げから「サイドスロー」と言われる横手投げに転向したばかり。練習試合では1試合に登板したが、公式戦でサイドスローで登板するのは初めて。「滑り出しとしては良かったので、ホッとしています」と汗をぬぐった。

 MAXは138キロ、スライダーとカットボールを投じた。「これから練習して、シンカー系の球も投げたい」と抱負を口にした。実は柴田は中京大時代に、3年ほどサイドスローで投げていたが、「内容は良くなかったので、公式戦ではほとんど投げていない」という。その後、上手投げに転向し、プロ入りした。シーズン途中に、大幅に投球フォームを変えるのは珍しいが2軍首脳陣の打診もあり、「何かを変えないといけないと思っていたので、悩まずに、すっと決断した」という。

 転向したからといって、ノンビリとやるつもりはない。今季中の1軍昇格を目標にしている。「バッターの反応が見たいので、とにかくゲームで投げてみないと分からない。でも、右打者に対しては安心できたので、次は左に対して、どれぐらい投げられるかだと思います」。

 1軍経験はなく、球界では無名の選手に近いが、いつの日か、大歓声の中で投げることを夢見て、挑戦を始めた。

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