ロッテ田中2軍降格 中1日“追試”も伊東監督「通用しない」

[ 2015年5月2日 06:30 ]

<ロ・日>4回2死満塁、レアードに押し出し四球を与え天を仰ぐ田中

パ・リーグ ロッテ3-11日本ハム

(5月1日 QVC)
 京大出身のドラフト2位右腕、ロッテ・田中の2軍降格が決まった。1軍デビュー戦となった4月29日の西武戦(QVCマリン)から中1日。4回から2番手で登板したが、3回6安打4四球4失点とまたも結果を出せなかった。

 先発だった前回登板は初回に四球から乱れ、3回6安打3四球5失点と大荒れのデビュー戦となった。「前回と同様に本来の投球ではなかった。投げ急いでしまった」。4回に先頭から2者連続四球を与え、この回は無安打ながら4四球で1失点。5回は無失点だったが、6回は5安打を浴びて3点を失った。「2イニング目以降は今できる範囲の投球だった。それで打たれたのは自分の力のなさです」とうなだれた。

 首脳陣は経験を積ませるためビハインドの場面で登板させたが、1軍の壁は高かった。2試合で6回12安打7四球9失点。伊東監督は「球に強さも切れもない。カバーする制球もない。今の球では1軍の打者に通用しない」と厳しかった。試合後に2軍行きを命じられた田中は「2回もチャンスをもらえたのはありがたかった。しっかり1軍で投げられるよう、もう一回やり直したい」と出直しを誓った。

 ▼ロッテ、イ・デウン(3回6安打5四球5失点で初黒星)コントロールが悪すぎた。打者と勝負できなかった。

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2015年5月2日のニュース