相模原 16安打13点で初の関東大会出場 監督は「ナックル姫」を後押しした人物

[ 2015年5月2日 17:45 ]

春季高校野球神奈川県大会準決勝 相模原13─6橘

(5月2日 保土ケ谷)
 相模原が橘に8回コールドと快勝し、決勝に進出。公立校対決を制し、初の関東大会出場を決めた。

 4失策と守備が乱れながらも、オフに鍛え上げてきた打力でカバー。16安打13点と猛打を見せた。

 チームを率いる佐相真澄監督は法政二出身で現役時代は4番も務めた。日体大卒業後に中学校教諭となって3校を全国トップレベルに押し上げ、高校野球指導者に転身した経歴を持つ。川崎北時代には「ナックル姫」こと吉田えり投手が在籍し、プロ野球への挑戦を後押しした人物でもある。

 食事やメンタルトレーニングなど様々な要素を取り入れた指導に定評があり、その成果が関東大会の切符につながった。「取られたら取り返す野球ができた。関東に出るチャンスをいただけた。でもきょうみたいな試合をしていたら私学には勝てない。気を引き締めたい」と背筋を伸ばした。

続きを表示

2015年5月2日のニュース