ヤクルト3度目対戦で黒田撃ち「我慢して浮いたところを…」

[ 2015年5月2日 07:40 ]

<ヤ・広>2回2死満塁、走者一掃の適時三塁打で三塁へ滑り込む上田

セ・リーグ ヤクルト5-4広島

(5月1日 神宮)
 ようやく攻略した。ヤクルト打線が黒田から3回までに5得点。“三度目の正直”で土を付け、真中監督は「前回もやられて選手個々に工夫した結果がいい方向につながった。よく我慢して浮いたところを仕留めてくれた」とうなずいた。

 3月8日オープン戦(マツダ)は4回1/3、同29日(同)は7回までいずれも無得点。しかしこの日は「大胆に振っていこう」という試合前ミーティングでの指示通り初回から攻めた。1死一、三塁から今季初めて4番に座った畠山の三ゴロの間に先制。2回には、上田が走者一掃の中越え三塁打を放った。さらに3回、雄平がフォークを右翼席へ運ぶ12試合ぶりの3号ソロ。実に20打席ぶりにともった「H」ランプは、大きな追加点となった。

 4試合連続無安打が続いていた雄平は、この日から5番に打順が下がっていた。自身が打てない間、チームは4連敗。「切り替えてはいたがズシっときた」と苦悩した。試合前、監督室に呼ばれて打順変更を告げられた。「内容は悪くない。気分転換」と言葉を掛けられ「ありがたかった」と感謝する指揮官に結果で応えた。投手時代から憧れ、食事をともにしたこともある黒田から不振を打破する一撃を放ち「自信になった」とようやく笑みをこぼした。

 連敗を4で止め、試合のなかった首位・巨人に0・5差に迫った。「勝てない試合が続いている中でよく切り替えて臨めた」と指揮官。今季最多2万9819人の大観衆の前で、久々の勝利の味に酔いしれた。

 ≪黒田VSヤクルト打線≫3月8日のオープン戦(マツダ)で実戦初登板となった黒田に対し、4回1/3までわずか39球。打者13人をパーフェクトに封じられた。開幕後は同29日(マツダ)で初対戦。7回までに計5安打を放ったものの、得点は奪えなかった。黒田は96球。3打数無安打の山田は「厳しいところに来て、甘い球が全然なかった」と脱帽だった。

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