呉昇桓 愛の力で圧巻KKK締め7S ユリと交際発覚後初登板

[ 2015年4月22日 05:47 ]

<D・神>9回、先頭の梶谷に右前打も3者連続三振で締めた阪神・呉昇桓

セ・リーグ 阪神5―3DeNA

(4月21日 横浜)
 周囲の喧騒(けんそう)をよそに、涼しい顔で任務を全うしてみせた。阪神2点リードの9回に登板した呉昇桓(オスンファン)が、貫禄の投球で試合を締めくくった。

 「2回続けて打たれてはいけないと思ったので、しっかり投げた。真っすぐは自分の感覚の中で良かった」

 よみがえる苦い記憶…。19日の巨人戦(甲子園)ではわずか2球で失点し救援に失敗していた。この日も先頭の梶谷に右前打。漂う嫌な空気を振り払ったのは自慢の「石直球」だった。筒香を150キロで空振り三振に斬ると、ロペスも151キロで空を切らせる。最後は150キロでバルディリスに手を出させず、3者連続三振。DeNAの中軸3人を力でねじ伏せ、仁王立ちした。

 いつも以上に注目を集めるマウンドだった。前日20日に韓国のアイドルグループ「少女時代」のユリとの熱愛が母国・韓国で一斉に報じられた。この日は日本のスポーツ各紙も1面で取り上げ、横浜には韓国メディアも駆けつけた。球場入りする際には将来的な結婚について問われ「それはこれからのことなんで」と多くを語らなかった。

 「(プライベートなことで)良くないことがあったとしても、野球に集中することが一番」

 試合後も熱愛発覚と野球は切り離して、クールな対応に終始した。シーズン中は守護神としての仕事を果たすだけ-。この日投じた21球に背番号22の“アンサー”が込められていた。

 これでリーグ単独トップに立つ7セーブ目。開幕から安定感の欠く投球が続いていたが、ようやく手応えをつかんだ。少女時代は26日に埼玉でファンイベントを行うために来日予定。ユリと愛を深めるひとときがあるかもしれない。少女時代のニューシングル「Catch Me If You Can」を訳すと「私についてこれる?」。絶対守護神がセーブ王争いを独走し、猛虎の巻き返しをけん引する。

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