おかわり 見たか中田!後輩の前で1差迫る5号&勝ち越し打

[ 2015年4月22日 05:30 ]

<西・日>5回1死中村が左中間に5号本塁打を放ち中田(左)の横を通り過ぎる

パ・リーグ 西武6―2日本ハム

(4月21日 西武D)
 大阪桐蔭の後輩の前で、貫禄を見せつけた。2―1の5回1死だ。西武・中村が、メンドーサが外角に投じたスライダーを捉えた。滞空時間の長い、「お決まり」の弾道で左中間席に。3ボール0ストライクから、甘い1球を逃さなかった。

 「ちょうどスライダーが高めに浮いたので、ファウルでもいいくらいの気持ちで、思い切りホームランを狙いました」。6本塁打でリーグトップの中田の目の前で1本差に迫る5号ソロ。狙い通りの一撃だった。

 7日に東京ドームで行われた日本ハムとの今季初対戦前、三塁ベンチ前で中田からあいさつを受けた。その後輩に対して「いったい、何本打つんや」と声を掛けた。7日の試合終了時点では中田は4本で、自身は2本。開幕から量産する後輩をヤジったが、14日楽天戦(西武プリンスドーム)で4号を放ち一時並ぶと、そこから一進一退の攻防を繰り広げている。

 7年間で5度の本塁打王に輝いた中村。一方で中田は一度も経験がない。それでも、その成長ぶりは認める。「高校の後輩ですし、あいつは侍ジャパンの4番。ハイレベルな戦いができたらいい」。その言葉を聞いた中田からは「向こうは何度も本塁打王を獲っている。1回くらい譲れと思うけどね」と冗談交じりに挑戦状を叩きつけられた。

 かつて中村は侍ジャパンへの思いを語ったことがある。12年3月の東日本大震災復興支援試合の台湾戦(東京ドーム)では4番を務めたが、13年のWBCは左膝の故障で選出されなかった。17年のWBCへ向け、「本戦は出たことがないので、プロ野球をやっている限り目指してやっていく」。中田が座る侍ジャパンの4番も狙い、逆方向に打つ技術も見せつけた。1―1の3回に外角低めのチェンジアップに対し、左手一本で決勝の右前打。7回にも右前打し、2日楽天戦(コボスタ宮城)以来の今季2度目の猛打賞を記録した。

 18試合で5発は年間40本ペース。「全然大したことないですよ」と言った。中田との本塁打王争いには「独走の方がいいですね」と笑ったが、それは本音だろう。

続きを表示

この記事のフォト

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2015年4月22日のニュース