西岡 初回猛スライディングで生還、3安打で打率3割台戻した

[ 2015年4月22日 07:30 ]

<D・神>1回1死一、二塁、ゴメスの先制左前適時打で生還する西岡

セ・リーグ 阪神5―3DeNA

(4月21日 横浜)
 先制の1点は、阪神・西岡の野球選手としての本能がもたらした。初回、1死から左前打で出塁すると、鳥谷の四球で二塁へ。続くゴメスの左前打で一気に本塁へ突入。タイミングは微妙だったが捕手・黒羽根の大きく広げられた両足の間に右足から猛スライディングした。タッチの差で勝利。主審の手が横に開かれると力強くこぶしを握った。

 「回り込もうかというところでキャッチャーがホームベースをまたいで待ち構えていたので、ストレートに足を突っ込むしかないと思った」

 2回には中前打、4回の投ゴロを挟んで7回には三塁内野安打を放った。2試合連続で、今季4度目となる猛打賞で、7戦ぶりに打率を3割台(・318)に戻した。9回1死二塁のチャンスの場面で第5打席が回ってきたが、「最初から(相手バッテリーは)勝負してなかった」と歩かされてしまう好調ぶりだ。

 猛虎をけん引するのはチームでトップの数字を誇る打撃面だけではない。守備面でも要だ。完全試合を継続していた岩田が、7回に先頭打者の石川に死球を与えると、すかさず三塁からマウンドへ声をかけに行った。

 「パーフェクトに抑えているところでは、ヒット一本で流れが変わることが多い」

 悪い流れへと傾かないための行動だった。次打者の白崎は空振り三振と一瞬の効果はあったが、その後は悪い予感の方が当たってしまう。結局この回2点を取られてしまった。

 3点リードから一度、追いつかれた。「あそこであっさり勝てないのが今のチーム状況。流れが来るまで耐えるしかない」。それでも勝ったからこそ、試合後は笑うことができる。チームの勝利のために、攻守で引っ張っていく。

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