日本ハム・中田、目の前の大谷弾にメラッ「負けられへんな」

[ 2015年4月22日 22:22 ]

<西・日>ファンの歓声に応える中田

パ・リーグ 日本ハム5―1西武

(4月22日 西武プリンス)
 目の当たりにした大谷の一振りが主砲・中田の心に火をつけた。

 両チーム得点なく迎えた4回、日本ハムは大谷の右越え2号ソロで先制すると、続く打席には4番・中田。チームの主砲は西武先発のルブランが投じた初球を強振すると、打球は高々と上がり、レフトスタンドに飛び込んだ。

 「目の前で翔平(大谷)に強烈な一発を見せられたので、“これは負けられへんな”と思って、狙いにいきました」。4番の仕事を見事に果たした中田はそう語ると満足そうにゆっくりとうなずいた。

 「気持ちよかった」という7号ソロは8年目にして自身初となるバースデーアーチとなったが、それについては多くを語らず、代わりに「すごく信頼できる打者。自分の前を打ってくれて助かっている」とチームメートの大谷を立てた。

 「大谷と2人で切磋琢磨してやっていきたい。開幕からよい流れで試合ができているので、このまま1位を譲ることなく突っ走りたい」。26歳となり、リーダーとしての役割をこれ以上に求められる中田が、これからも若いチームを引っ張る。

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