デホお目覚め!来日初の2打席連発「最高です」ソフト首位目前

[ 2015年4月22日 05:30 ]

<ソ・楽>5回2死一塁、2ランを放った李大浩は工藤監督(左)の出迎えを受ける

パ・リーグ ソフトバンク7―1楽天

(4月21日 ヤフオクD)
 2位のソフトバンクは21日、李大浩(イデホ)内野手(32)が来日4年目で初の2打席連続本塁打を放ち、楽天に7―1で大勝。首位・日本ハムに1ゲーム差に肉薄した。開幕直後は打撃不振に陥った李大浩だが、これで5試合連続安打となり、完全復調を印象づけた。先発の大隣憲司投手(32)は6回1失点で今季3勝目。チームは昨季から続く楽天戦の連敗を7(1分け含む)で止め、今季最多の貯金3とした。
【試合結果】

 一瞬の静寂。その後、耳をつんざくような歓声が打席に立ち尽くした李大浩へ注がれた。動かなかった。動く必要がなかった。両手に残る最高の感触。打球は左翼席最上段に突き刺さった。推定飛距離150メートル。来日初の2打席連発となる3号2ランで試合は決した。

 「ことし一番の当たり。プロに入って今までのホームランでも指何本に入ります。最高です」

 1点差に詰め寄られた3回2死。外寄りの138キロ直球をバックスクリーン右へ。この男らしいライナーで運んだ。「手応えはあった」。4日の西武戦(西武プリンスドーム)から12日の日本ハム戦(熊本)まで6試合連続無安打。打率は・109にまで落ちた。不振の原因を探るために、最大で一日2時間ビデオを見続けたこともある。19日までのロッテ3連戦(QVCマリン)では、千葉市内の宿舎でコーチと研究を重ね「足を上げて間を取る」ことで一致。そこからトンネルを抜け出した。

 同学年の親友への祝砲でもあった。前日20日、阪神・呉昇桓(オスンファン)と少女時代・ユリとの熱愛が報道された。以前から2人の仲を知っていた背番号10は「知ってたので、みなさんにしゃべりたくて仕方がなかった。韓国ではこういうのを“口がかゆい”と言います」とにやり。20日夜には電話で「これからはお互い人目を意識せずに気楽にデートできるね」と祝福もした。

 ヤフオクドームでの試合は、実に19日ぶりだった。長期ロードを終えたその日、主砲が3月31日のオリックス戦(ヤフオクドーム)以来、16試合ぶりのアーチだ。工藤監督も「完璧だった。(前カードの)千葉くらいから良くなってきた。だから相手も力が入って、失投につながる」と納得の表情。今季4度目の挑戦で貯金3に到達し、首位・日本ハムとも1ゲーム差。22日にも同率首位に立つ可能性が出てきた。

 韓国国内では不調の原因を「体重が落ちたから」と報道された。だが、そんなことも笑い飛ばす。「韓国では野球がうまくいかないと、すぐに体重の話題で盛り上げる(笑い)」。野球人生最大の不振を乗り越え、完全復活の夜だった。

 ▼ソフトバンク松田(李大浩に続き連弾。チームトップの4号)インサイドの真っすぐ。難しいボールだったけど、うまくさばけた。勢いをつける一発になった。

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