岩田「起こるはずない」完全試合チラつき崩れる、勝ち星も消えた…

[ 2015年4月22日 05:45 ]

<D・神>7回裏1死一、三塁、ロペスに適時打を浴び、ガックリの岩田

セ・リーグ 阪神5―3DeNA

(4月21日 横浜)
 完全試合の大記録がちらつき始めたところで崩れた。今季4戦目にして初勝利を目指した阪神・岩田は6回までパーフェクト投球を披露した。しかし7回に崩れ、6回1/3を3安打2失点で降板。野球の神様は、またもほほ笑んではくれなかった。

 「完全試合に気づいてはいたけど、そんなこと起こるはずもない。意識すると7回みたいになる」

 3点をリードした7回に先頭・石川へ死球を与えてからリズムを乱した。次打者の白崎は空振り三振に斬ったが、1死一塁から梶谷に左前打を許しノーヒットノーランが消滅。そして筒香に左前適時打を食らい、完封まで失った。さらにロペスにも中前適時打されて1点差とされ、1死一、二塁を残したままマウンドを譲った。2番手の安藤が抑えてくれたが、8回に福原が後藤にソロ同点弾を浴び、この時点で岩田の勝ちまでなくなった。

 試合後、中西投手コーチから「勝ちを付けてあげたかったけどね。ずっと良い投球をしているから」とねぎらわれると、指揮官からも「テンポは良かったけどね。7回の場面は1つ勝っていなかっただけに焦りが出たのかな」と気遣われた。

 「勝ちがつかなかったのは仕方がないけど、これを続けるしかない。次につなげていきたい」。悲壮感が漂う背番号21は、次こそと、静かに闘志を燃やしている。

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