青木、いきなりマルチ!新天地での開幕戦「1番・左翼」で躍動

[ 2015年4月7日 14:29 ]

ダイヤモンドバックス戦の5回、右前打を放つジャイアンツの青木(AP)

 米大リーグ、ジャイアンツの青木宣親外野手(33)は6日(日本時間7日)、アリゾナ州フェニックスでのダイヤモンドバックス戦に「1番・左翼」で先発出場、5打数2安打だった。青木が開幕戦でマルチ安打を記録するのはメジャー4年目で初めて。ジャイアンツは5―4で勝ち、チームとともに好スタートを切った。

 昨季ワールドシリーズを制した名門に移籍1年目の開幕戦。先発投手はDバックスが右腕コールメンター、ジャイアンツが左腕バムガーナー。初回の第1打席、青木は初球をバントの構えから見送り、続く2球目の速球をを叩いたが、左飛に終わった。

 3回の第2打席ではフルカウントから真ん中低めの速球を叩き、今季初安打となる中前打を放った。ただ、続くパニックの右中間二塁打で、三本間に挟まれてアウトになる、やや中途半端な走塁もあった。

 1―1の5回、先頭打者で迎えた第3打席は3球目の変化球を打って右前打。続くパニックの左前打で二塁に進み、3番・パガンの右中間適時二塁打打で勝ち越しのホームを踏んだ。ジャイアンツは青木の一打を口火に、この回一挙4点を奪って試合の主導権を握り、最後は1点差で逃げ切った。

 青木は6回の第4打席、8回の第5打席は、ともに左邪飛だった。

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