巨人19歳左腕・田口 12日ヤクルト戦初先発急浮上、縦スラで斬る!

[ 2015年4月7日 06:30 ]

12日のヤクルト戦でプロ初登板初先発する可能性が急浮上した田口

 巨人の田口麗斗投手(19)が12日のヤクルト戦(東京ドーム)でプロ初登板初先発する可能性が6日、急浮上した。近日中に最終決定する。大竹寛投手(31)が2軍に降格。8日の広島戦(マツダ)以降は先発ローテーションを中5日で回す方針で、12日の谷間に田口の名前が挙がった。ドラフト3位・高木勇人投手(25)が2戦2勝と活躍するフレッシュな先発陣に、高卒2年目の19歳左腕が加われば、まさに「新成ローテーション」となる。

 12日のヤクルト戦。先発ローテーションの谷間となった試合に、筆頭候補として2年目左腕・田口の名前が挙がった。19歳6カ月。1軍で一度も投げておらず、大抜てきとなる。10代の投手が先発で1軍デビューすれば、13年の今村以来だ。

 「早く上の舞台に立てるように頑張りたい。1軍初勝利を今年中に何としてでも達成したいです」。今季の目標をこう語っていた田口は、2軍で結果を残してきた。3月14日のイースタン・リーグ、DeNA戦(横須賀)で開幕投手を務め、8回2失点で白星。ここまで3試合に先発して無傷の2勝を挙げ、リーグトップの防御率0・44と波に乗っている。

 広島新庄時代は同じ左腕の桐光学園・松井裕(現楽天)と比較され、スカウトから「東の松井、西の田口」と称された逸材だ。最速は147キロを誇り、最大の武器は縦に鋭く割れるスライダー。3年夏の広島大会決勝では瀬戸内の山岡(現東京ガス)と投げ合い、延長15回を無失点で19奪三振。引き分け再試合で敗れたが、「広島のドクターK」と呼ばれた。

 昨季は2軍で7試合に登板し2勝0敗、防御率1・75と1年目から高い潜在能力を発揮。11月に台湾で行われた21Uワールドカップでは侍ジャパン代表にも選出され、準優勝に貢献した。今季は1軍昇格へ「2軍で10勝、防御率1位」を目標に掲げたが、早くも1軍の舞台が近づいてきた。

 巨人は先発ローテーションの再編が急務だ。大竹が1日中日戦(ナゴヤドーム)で2回1/3を4失点と打たれ、翌2日に出場選手登録を抹消された。8日の広島戦から中5日で回す方針で、12日の先発が不在。実績のある西村や小山が2軍で調整中だが、勢いのある左腕をサプライズ起用する可能性は十分にある。

 今季のチームスローガンは「新成」。原監督は1月に「新しく生まれ変わるチームをつくります」と宣言し、新人の高木勇が開幕から2戦2勝と活躍している。槙原寛己(スポニチ本紙評論家)、斎藤雅樹、桑田真澄ら、高卒出身の名投手が10代で経験した1軍デビュー戦。その舞台も本拠・東京ドームだ。田口のプロデビュー戦は間もなく決まる。

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