大曲工・武田 粘りの完投勝ち「1球1球全力で投げた」決勝打には笑顔

[ 2015年3月24日 11:33 ]

<大曲工・英明>大曲工先発の武田

第87回選抜高校野球大会第4日・1回戦 大曲工4―1英明

(3月24日 甲子園)
 秋の四国王者・英明を初回の1点だけに抑え、完投勝利を挙げた大曲工・武田は「1球1球全力で投げた。勝利につながりうれしい」と顔をほころばせた。

 低めを丁寧に突き、4回2死満塁、5回1死二塁のピンチで追加点を許さなかったことが逆転につながった。阿部監督は「粘り強く持ち味が出ていた。緩急を使い分けて、バッテリーで的を絞らせなかった」と称賛、武田も「立ち上がり不安定だったが、修正できた」と対応能力を発揮した。

 さらに打撃でも同点の6回2死一、二塁で決勝打となる中前適時打で4番の役割を果たした。「1試合1本打つ目標。いい結果が出た」と、投打にわたる活躍に笑顔を見せていた。

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