部員2人が寝坊…龍谷大平安監督「生活の乱れは野球につながる」

[ 2015年3月24日 05:30 ]

<龍谷大平安・浦和学院>10回まで浦和学院打線を無失点に抑えるも、11回に力尽きた龍谷大平安・高橋

第87回センバツ高校野球第3日・1回戦 龍谷大平安0―2浦和学院

(3月23日 甲子園)
 永遠に続くかと思われた投手戦にも終わりがあった。延長11回、2死二塁で龍谷大平安・高橋が、荒木に投じたスライダーはわずかに甘く入る。直後、整った顔がゆがむ。振り返ると左翼線へ転がる白球が左腕の目に映った。痛恨の失点。

 左翼手の失策も重なり、なお2死二塁で今度は初球を右翼線に運ばれた。重い2点。その裏、先頭打者が四球で出塁も結果的に3人で終わり昨夏同様、春も初戦で姿を消した。

 「正直、悔しい。(11回)自分の四球から始まったのがすべて。打たれた球も甘かった」

 1年前の春、背番号10ながら3勝を挙げ初優勝に貢献した高橋は、春連覇の夢がついえ当然のように自分を責めた。だが、原田監督は「戦力的に受けに回るのは分かっていた。守りは予想外によく頑張ったが、打撃は予想通り」と冷静に分析した。再三の好守でバックアップした一方で、打線は相手左腕のテンポ良い投球に惑わされ散発3安打。敵失などで得点圏に1、2、4、6回と走者を進めたが、最後までホームは遠かった。

 指揮官が嘆いたのは貧打だけではない。前回覇者対前々回覇者という胸躍る好カードの試合日に、なんと部員2人が寝坊した。「試合当日に寝坊が何人も出るようじゃ…。生活の乱れは野球につながる」と先発メンバーから外した。江口が一時、主将職をはく奪されるなど、新チーム結成時からリーダー不在が懸案だった。その不安が大一番で出ては、一丸で勝利―とはいかなかった。

 「(甲子園を)経験している自分がチームを引っ張って行きたい」とエースは自分が先頭に立っての再起を誓う。甲子園春夏通算100勝まであと4つ。足踏みは昨夏、今春と続いた。来る夏は全員で足並みをそろえ歩く。

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