近江、甲子園で通算13勝目 エース・小川、4安打完封!

[ 2015年3月24日 15:33 ]

<近江・九産大九州>近江の先発・小川

第87回選抜高校野球大会第4日・1回戦 近江2―0九産大九州

(3月24日 甲子園)
 第87回選抜高校野球大会第4日は24日、甲子園球場で1回戦が行われ、第3試合では3年ぶり4回目の出場となる近江(滋賀)のエース・小川が粘りの4安打完封。16年ぶり2回目の出場となる九産大九州(福岡)を2―0で下し、チームに甲子園通算13勝目をもたらした。

 昨夏、2年生エースとして完封勝利も経験した聖地で、小川が再び存在感を発揮した。初回、2回と四死球で先頭打者を塁に出すが、後続を抑えて無失点。3回は2死から連打を許すも、3番・尾崎を中飛に抑えてピンチをしのいだ。4回以降も走者を許しながら、要所で相手に安打を許さず、スコアボードに「0」を刻み続けた。終わってみれば4安打無失点と、きっちり結果を出した。

 打線は初回、3四球で1死満塁と好機をつかむと、笹治のセンター方向へのハーフライナーを二塁手がこぼす間に1点を先制。5回には日比が三失で出塁し捕逸で無死三塁とすると、仲矢の右前適時打で加点した。

 九産大九州はエース・岩田が近江打線を3安打に抑えながらも2失点。四球と失策が失点にからみ、甲子園初勝利を逃した。

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