榎田再生 江夏臨時コーチに託す 中西コーチがプラン披露

[ 2014年12月3日 08:41 ]

阪神の榎田

 阪神・中西投手コーチが2日、来春の宜野座キャンプで臨時投手コーチを務めるOB・江夏豊氏に、来季から中継ぎに配置転換される榎田の復活を託す考えを口にした。

 「先発からリリーフになる気持ちとかをアドバイスしてもらえればな。江夏さんは先発もリリーフも両方やっていらっしゃるから」

 榎田は貴重な中継ぎ左腕としてプロ2年目までで計110試合に登板した。しかし、昨季、先発に転向してからは精彩を欠き、今季も勝ち星は中継ぎで挙げた2勝(1敗)のみ。首脳陣は左のリリーフが手薄な事情もあって、再転向を決めた。

 そこで、プロ通算206勝、193セーブと先発からリリーフに転向して、両方で成功を収めた江夏氏に再生へ導いてもらおうというわけだ。中西投手コーチも「なんとか中継ぎで1イニングいけるようにさせたい」と期待を寄せる。「レジェンド」との出会いで背番号13が眠りから覚める。

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2014年12月3日のニュース