パドレス オールスター選手カブレラと契約結ばず アレが影響?

[ 2014年12月3日 17:08 ]

 パドレスは2日、エバース・カブレラ内野手(28)と来季は契約を結ばないと発表。カブレラは6年間過ごしたパドレスを離れることとなり、フリーエージェントとなった。

 ニカラグア出身のカブレラは04年にロッキーズと契約してプロ入り。09年からパドレスへ移籍し、12年にメジャーに定着すると、44盗塁と自慢の快速を披露して盗塁王に輝いた。

 翌年の13年にはオールスターにも初選出。順風満帆かに見えたが、直後の8月に禁止薬物購入が発覚して50試合の出場停止処分を受け、そのシーズンを棒に振る。オフに245万ドル(約2億9千万円)でチームと1年契約に合意したが、今季は90試合に出場して打率2割3分2厘、3本塁打、20打点の成績に留まり、9月にはマリファナ所持で起訴される始末。8日に裁判に召喚され、もし有罪となれば、最長で1年間、刑務所に服役することとなる。

 なお、プレラーGMはメジャー4年目の今季、148試合に出場して打率2割3分9厘、5本塁打、40打点を記録したアレクシ・アマリスタ内野手(25)が「カブレラの穴を埋められると判断したため」と単にコメントするに留まり、カブレラと来季の契約を結ばないことと裁判沙汰との関連性については言及しなかった。

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2014年12月3日のニュース