今年2月以来公の場…清原氏、佐々木氏の“友情”に感謝

[ 2014年12月3日 08:28 ]

パーティーに出席し会場を後にする清原氏

 日米通算381セーブを挙げ、今年新たに殿堂入りした佐々木主浩氏(46=野球評論家)の祝賀パーティーが2日、都内のホテルで開かれた。会の発起人には巨人の長嶋茂雄終身名誉監督や名球会の王貞治理事長らそうそうたる顔触れが並び、会場には野球界や芸能界などから約800人が駆けつけた。

 佐々木氏は「凄い賞をいただいたと責任を感じた。野球界に育てられたので、これから先、お手伝いできることがあればお役に立ちたい」と現場復帰に意欲を見せた。

 また佐々木氏と同学年で、現役時代に数々の名勝負を演じた元巨人の清原和博氏も祝福に駆けつけた。今年2月に巨人の宮崎キャンプを訪れて以来、久しぶりの公の場。ダークスーツにサングラス姿で現れると、会場の後方から壇上へ熱視線を送った。

 清原氏は中締めの前に会場を後にしたが、佐々木氏の殿堂入りについて「当然だと思います。同じ時代に戦った同志として誇りに思います」と祝福。週刊誌が報じた薬物疑惑や、9月に離婚を発表したこともあってか、当初は「(出席は)遠慮させてもらう」と伝えたという。それでも、11月に食事した際に出席を要請され、「野球界に友達なんてできないと思っていたけど、こういう時に声をかけてもらった」と佐々木氏の友情に感謝している様子だった。

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