岩田 2桁届かずも堂々防御率リーグ2位、CSも頼もしい存在に

[ 2014年9月30日 08:47 ]

<神・D>7回1死、梶谷を空振り三振に斬る岩田

セ・リーグ 阪神1-0DeNA

(9月29日 甲子園)
 2008年以来、6年ぶりとなる2桁勝利には届かなかった。それでも、8回4安打無失点の力投は十分に胸を張れる内容。ラストチャンスで勝ち星こそつかなったが、阪神・岩田がこの日の勝利の立役者の1人であることは紛れもない事実だった。

 「ゼロを並べられた。しっかり規定(投球回)も投げられた。点は入らなかったけど、勝ちたかったけど、それは(打線との)巡り合わせなので。チームが勝って良かった」

 2回は筒香、バルディリスに連打を浴びて無死一、二塁。しかし、今季の左腕はここからが違った。梶谷をスライダーで空振り三振に斬ると、柳田もフォークで連続空振り三振。黒羽根を一直に仕留め、一気に流れに乗った。

 8月20日の中日戦で9勝目を挙げて以降、5度の足踏み。前回23日のDeNA戦では8回無失点で勝利投手の権利を持ちながら9回に呉昇桓がサヨナラ被弾と運にも見放された。この日もまた、8回までテンポよく116球で「0」を並べたが無援。相手先発の久保には勝ちを譲らず、メッセンジャーの最多勝争いにおいては見事にアシスト。和田監督も「岩田はいいピッチングをしてくれた。岩田に勝ちをつけたかった」と申し訳なさげに、好投を称えた。

 今季はこのまま登板なく9勝8敗で終了することが濃厚。2年ぶりに規定投球回に到達し、防御率も2・54でリーグ2位に顔を出した。ラスト2試合はともに無失点で16イニング連続無失点と、ここに来て、勢いを取り戻しつつある。「大事な試合でこういう投球ができたのは良かった」。来たるCSでも頼もしい存在になることは間違いない。

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