稲葉 メモリアルイベント当日に殊勲弾「涙は取っておいて」

[ 2014年9月30日 22:04 ]

<日・西>7回、逆転2ランを放った稲葉は陽とポーズをとる

パ・リーグ 日本ハム4―3西武

(9月30日 札幌D)
 1点を追う7回2死二塁、代打で登場し一振りに懸けた日本ハム・稲葉が魅せた。西武4番手増田の内角高めに来た2球目を腕を畳んで振り抜くと、打球は右翼席に飛び込む逆転2ラン、チームの今季勝ち越しを決める殊勲のアーチとなった。

 この日の試合前、引退メモリアルイベントが開催され、梨田昌孝前監督と親友のソチ五輪ジャンプ個人ラージヒル銀メダリストの葛西紀明から花束を贈呈された。スタンドのファンには“稲葉タオル”が配られていた。

 あとは試合でのパフォーマンスで観衆を沸かせることが出来れば…、稲葉は絶好の場面で最高の結果を残した。

 特注Tシャツを着て現れたお立ち台では「応援していただいて打てました。(2ランは)いい場面で使ってもらって、打ちたいと思って打席に立った。感触が良く、いいバッティングができた」と振り返った。スタンドからは“まだやれる”の声も飛び、涙を流すファンもいた。

 それでも「やめると言ったから打てた。(本当に)やめます」ときっぱり。レギュラーシーズンのホームゲームは来月5日の引退試合を含めあと2試合残していることもあり「最後まで戦いたいので涙は取っておいてください」と笑顔でファンに呼びかけ、最後の最後まで全力プレーを見せることを誓った。

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