佑がCS決めた 5回1失点で845日ぶり本拠お立ち台

[ 2014年9月30日 05:30 ]

<日・西>ファンとハイタッチする斎藤

パ・リーグ 日本ハム4-1西武

(9月29日 札幌D)
 爽やかに、そして穏やかにほほ笑んだ。日本ハムの斎藤にとって、本拠地・札幌ドームでの白星は12年6月6日以来、実に845日ぶり。お立ち台もそれ以来だ。

 「僕の中でことし一番いい投球ができた。うれしいです。この光景を見ることができて凄く幸せです」。約2カ月ぶりの白星となる今季2勝目。決して、褒められる数字ではない。それでも自らの好投で、2年ぶりのCS進出を確定させたことは胸を張っていい。

 3回途中5失点でKOされた8月14日のロッテ戦(札幌ドーム)以来の1軍登板。本来なら、この日の先発はチームトップの11勝を挙げている大谷だった。しかし、風邪による発熱で前日まで2試合連続で欠場したため、30日に先発予定だった斎藤が1日繰り上がった。

 「バタバタに(登板日が)変わったのが、逆に良かったのかもしれない」。無心で投げた。力みのない投球フォームが切れのある球を生み出した。初回2死から浅村に先制ソロを浴びたが、続くメヒアをスライダーで空振り三振。リーグトップの33本塁打を放つ主砲に対しては、4回にもスライダーで空振り三振を奪った。5回を2安打1失点で役目を果たした。

 栗山監督は斎藤の快投を予感していた。試合前、こう言った。「表情が今までと違う。気負いがない。美瑛(びえい)の丘みたい」。花畑が広がり、伸びやかな景色を一望できる北海道有数の観光スポット。2軍で鍛え直し、チャンスをつかんだ斎藤のすがすがしい表情にそれが重なった。「あいつが逃げなかったことが勝利につながった」と成長を感じ取った。

 まさに「持ってる男」の本領発揮か。「最後の最後ですけど今までやってきたことが出せて良かった」。斎藤にはやはり笑顔が似合う。

 ▼日本ハム・厚沢投手コーチ CSの先発はまだ決まっていない。一度、(候補を)横一線に戻して、佑樹はフェニックスに行ってもらって、そこから一枠を狙ってもらう。

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