青木 今季初4の4!サヨナラ呼んだ 逆転地区Vへ「流れ変われば」

[ 2014年9月17日 05:30 ]

<ロイヤルズ・ホワイトソックス>サヨナラ勝ちにチームメートと喜ぶ青木(左)(AP)

ア・リーグ ロイヤルズ4―3ホワイトソックス

(9月15日 カンザスシティー)
 ロイヤルズの青木宣親外野手(32)が15日(日本時間16日)のホワイトソックス戦で今季初の4安打を放ち、劇的な逆転サヨナラ勝ちを演出した。

 首位・タイガースが勝利し、負けていれば2・5ゲーム差に広がり、29年ぶりの地区優勝は厳しくなっただけに「なかなかできないような最高の形。これで流れが変われば」と興奮気味に振り返った。

 1点を追う9回2死二塁で、ここまで3安打の青木が打席に入ると、ボルテージは最高潮に。その2球目は暴投。三盗を仕掛けた代走のダイソンが一気に本塁まで生還し、同点に追いつく。押せ押せムードの中、三塁線を破る二塁打。次打者の遊撃内野安打の処理を相手がもたつく間に、青木と交代した代走のスペシャリスト・ゴアがサヨナラのホームを踏んだ。ネド・ヨースト監督も「最後はチームのスピードが生きた。ノリも素晴らしい働き」と目を細めた。

 この日は四球を含めて全5打席出塁。打率は8月17日以来の2割7分台(・271)に戻した。今季は調子が上がらず苦しんだ時期もあったが「今までのことは忘れて、今だけに集中したい」と残り13試合に全てを懸ける。

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2014年9月17日のニュース