211安打!メジャーで最も身長の低い現役選手が球団新記録達成

[ 2014年9月17日 15:44 ]

アストロズのアルテューベ(右)はヘルメットを取ってファンの声援に応える (AP)

ア・リーグ アストロズ2―4インディアンス

(9月16日 ヒューストン)
 アストロズのホセ・アルテューベ内野手(24)が16日のインディアンス戦でシーズン211本目の安打を放ち、クレイグ・ビジオの持つシーズン安打の球団記録を更新した。

 5回の二塁打で98年にビジオが達成した210安打の球団記録に並んだアルテューベは続く7回の第4打席で中前打を放ち、あっさりと球団記録を更新した。

 この快挙達成に地元ヒューストンのファンはスタンディングオベーション。現在はアストロズ球団GM補佐の職についているビジオもアルテューベに拍手を送った。

 「これでみんな記録の話はしなくなるだろう。試合に集中できるよ」。記録へのプレッシャーから解放されたアルテューベはそう語り、「勝たなければいけない。とにかく良い形でシーズンを終えたい」と個人記録よりチームの勝利を重んじた。

 1メートル65と現役メジャーリーガーで最も身長が低いアルテューベは現在、打率3割4分3厘でア・リーグトップ。「この成績に驚いている。一打席も無駄にしないという気持ちの結果かな」と打撃好調の要因を語るアルテューベの快進撃は続く。

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