福留 本塁打出れば不敗神話ストップ「またあしただね」

[ 2014年9月17日 05:30 ]

<ヤ・神>8回2死三塁、三邪飛に倒れる福留

セ・リーグ 阪神3-5ヤクルト

(9月16日 神宮)
 ベテランの一発も、空砲に終わった。0―2の4回2死。阪神・福留が右翼席へ7号ソロを放った。

 「変化球は色々と頭に入れていた。2ストライクと追い込まれていたから、反応できたという感じ」

 一振りで仕留めた。マウンドには多彩な変化球を駆使していた徳山。しかし5球目まで直球が続き、フルカウントと追い込まれてからの6球目だった。131キロの低めスライダーを右中間スタンドへ。この打席で初めてスイングしてとらえた打球は、きれいな弧を描いた。14日の広島戦(甲子園)以来2試合ぶりの一発は、追い上げムードを十分に作りだした。

 「選手は誰一人あきらめてないですし、目いっぱい、最後までプレーします」

 決勝アーチを放った14日はメッセンジャー、西岡と上がったお立ち台でそう誓った。首位・巨人と6・5ゲーム差、2位・広島とは2・5差で迎えた一戦。リーグ優勝は絶望的だが、CSを地元で開催できる可能性と、ポストシーズンを勝ち上がる可能性はまだ残っている。どんな状況でも目の前の目標を諦めるわけにはいかない。そんな強い気持ちがバットに乗り移った。

 ベテランの一撃から一時は逆転に成功したが、6回に再逆転された。3―4の8回2死三塁は三邪飛に倒れ、好機を生かせなかった。今季本塁打を放てば6戦全勝だった神話がストップ。「またあしただね」。悔しさがにじみ出ていたが、まだ心は折れていなかった。

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