キューバ選手 プロ解禁!大物が日本に来るかも

[ 2013年9月29日 06:00 ]

WBC3大会出場のキューバ代表・セペダ

 キューバ政府は27日(日本時間28日)、自国のスポーツ選手に対し、国外でのプロ契約を認めると発表した。共産党機関紙グランマによると、内閣に当たる閣僚評議会が方針決定。プロ契約は政府の保護下で行われ、海外球団に選手を「リース」する形で、年俸のうち数十%が国に支払われることになるという。

 59年のキューバ革命以降、国外でのプロ契約は禁止されてきた。02~04年にスポーツ交流の目的で中日に入団した「キューバの至宝」リナレスは特例で、自国内でしか活動できなかった。今回の決定は同国の国際大会における成績不振と相次ぐ亡命に歯止めをかける狙いがあるとみられる。

 注目されるのは同国の国技で、「赤い稲妻」の異名をとり、五輪5大会で金メダル3度を誇る野球だ。その大物が日本に来るかもしれない。米国は政府がキューバとの商取引を禁止しており、複数の米メディアは「キューバ政府にお金を払うことはできない」と報道。つまり、大リーグに移籍するなら、これまで通り第三国に亡命し、そこで市民権を得る方法となる。ニューヨーク・タイムズ紙は今回の決定で恩恵を受けるのは「日本、メキシコ、韓国など制約のない国」とした。

 キューバ政府は今夏にWBCにも出場した主砲デスパイネをメキシコで試験的にプレーさせた。年俸のうち20%を政府に渡す仕組みだった。キューバからの亡命選手は大リーグでも、すぐにチームの柱となるほどの実力で、若手の潜在能力も高い。キューバ選手の門戸開放は、日本球団の補強戦略に大きな影響を与えることになりそうだ。

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