松坂 今季最短3回6失点KO 次戦がラストチャンス

[ 2013年9月4日 06:00 ]

<ブレーブス・メッツ>ベンチで頭に水をかける松坂大輔

ナ・リーグ メッツ5―13ブレーブス

(9月2日 アトランタ)
 メッツの松坂大輔投手(32)が2日(日本時間3日)、ブレーブス戦に先発も今季最短の3回7安打6失点で降板。移籍後3連敗となり、防御率は10・95となった。試合後には今後の処遇について厳しい質問も飛んだが、テリー・コリンズ監督(64)は次戦も先発させると明言。8日(日本時間9日)のインディアンス戦登板が、生き残りへのラストチャンスとなる。
【試合結果 松坂の成績】

 4回に代打を出されると、ベンチに腰掛けた松坂はぼう然とグラウンドを見つめた。両リーグ最高勝率・613のブ軍に打ちのめされ3回6失点KO。見せ場は2回に自ら放ったメジャー2打点目となる中前適時打ぐらいで、ふがいなさに落胆の色は隠せなかった。

 「見ての通りの結果です。何の言い訳もできない。ずっと野球をやってきて、我慢しなければならない時期は何度かありましたけど、なかなかきっかけが見当たらない」

 初回、先頭打者に初球をバント安打されると、3連打で2点を失った。2回には2死二塁から右前適時打で3点目。四球で一、二塁とし、初回に先制2点二塁打を浴びているフリーマンに今度は18号3ランを被弾した。内角へのカットボールを軽々と右翼席中段に運ばれ「バッターの技術が高かったと思います」と力負けを認めた。

 8月22日にメッツと契約して2連敗。その後はコリンズ監督やダン・ワーセン投手コーチと意見交換したが、さらに短いイニングでの降板となってしまった。「何とか状況を変えたかったですけど、いい形を出すことができずに申し訳ない」。苦悩に満ちた表情も見られた。

 試合後、米メディアから「いつまで投げさせるのか」という厳しい質問も飛んだが、指揮官は「次の試合に備えてもらう」と8日のインディアンス戦登板を明言。プレーオフが絶望的なメ軍は若手先発投手の投球回数を制限したい事情もあり、松坂を獲得したが、その先は保証されていない。1日には通算110勝の35歳右腕ハラングを獲得。次戦は松坂にとって米国での野球人生を懸けた登板になる。

 「まだ投げさせる、と言ってもらっているうちに何とかしないといけない」。松坂の言葉には危機感が募っていた。

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