“ダルが認めた男”山岡流れ変える好救援…得意スライダーで7K

[ 2013年9月4日 17:05 ]

カナダ戦の3回途中、山岡(右)にマウンドを譲る先発の田口

第26回IBAF18Uワールドカップ1次ラウンドA組 日本7―5カナダ

(9月4日 台中)
 初回にいきなり3点を失うなど、最大4点差がついた劣勢をハネ返す原動力となったのは、レンジャーズのダルビッシュ有(27)にツイッターで「動画見たけど、これは一番だわ」「プロにすぐ行くべき」などと今夏の甲子園最高投手と評価を受けた2番手・山岡泰輔(瀬戸内3年)の好投だった。

 山岡にとって、先発して3回途中5失点で無念の降板となった田口麗斗(かずと=広島新庄3年)は、今夏の広島大会決勝で0―0のまま延長15回を投げ合い、引き分け再試合でもお互いゼロ行進を続けたライバル。結局、9回に1点を取った瀬戸内が1―0で勝利を収め、甲子園出場を果たしたが、代表でチームメートとなった仲間のためにも打たれるわけにはいかなかった。「流れが悪かったので、ここで断ち切ろうと思っていった」と3回1死二、三塁で田口をリリーフすると、犠飛で三塁走者を返しただけで、結局3回2/3で投げた打者14人から7奪三振。西谷監督は「山岡がリズムを作ってくれた。山岡の好投が大きい」と逆転勝ちに導いた殊勲者に挙げた。

 先発した田口が直球を打たれたため、山岡は「直球は見せ球にしてスライダーを多投した。自分の投球で流れを作ったら、打者が打ってくれた。自分的にはオッケーだったかなと思う」と爽やかに笑った。奪った三振7個すべて決め球はスライダーだった。

 女房役として引っ張った主将の森友哉(大阪桐蔭3年)は「後半は(相手が)変化球にはまってくれた」としてやったり。自身が初回に中堅右に放った今大会1号本塁打に関しては「しっかり自分のスイングができたし、ジャストミートできた」と木製バットで放り込んだ大きな本塁打を振り返った。

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