内海 粘ってバレ封じ!巨人 執念ドローでM18

[ 2013年9月4日 06:00 ]

<巨・ヤ>4回、バレンティンを中飛に打ちとる内海

セ・リーグ 巨人3―3ヤクルト

(9月3日 富山)
 エースの粘りがチームの粘りに通じた。巨人の内海がバレンティンを4打数1安打でノーアーチに封じると、終盤の追い上げで延長12回引き分け。優勝へのマジックナンバーを一つ減らす2試合連続のドローとなった。

 55本塁打のプロ野球記録に迫るバレンティンへの攻めに関し、内海は「関係ないです。きょうは(点の)取られ方が本当に良くなかった」とだけ言った。8回で11安打を浴び3失点。ただ、対バレンティンへの攻め方は他の投手陣への指標になった。

 (1)打席目・初回2死走者なし 2球ボールになった打者有利のカウントで、厳しい内角直球。詰まらせて三ゴロに仕留めた。

 (2)打席目・4回先頭 1打席目の凡打から内角を狙いに来るところを、外角からの緩いスライダーで中飛。

 (3)打席目・6回先頭 7球目の直球を左中間二塁打されたが、2打席目までなかったフォークボールなど4つの球種を交ぜて目先を変えた。

 (4)打席目・7回2死一、二塁 初球、真ん中付近だったがツーシームで右飛。バットの芯を外す球種が効いた。

 「試合の中で、同じような攻めは通じない。内角なら高めも低めも使う。内海くらいの球種と制球があれば、丁寧にいけばこうなる」と秦バッテリーコーチ。内と外、高低、緩急…。打席ごとに持ち球を有効に選択し使い分けたことを、攻略の原因に挙げた。

 前回対戦の2試合で4発を浴びたバレンティン封じに、原監督は「俺たちはホームランどうこうなんて考えていない。勝つためにゲームをしているだけ」とさらり言った。それでも9回2死二塁での敬遠四球を除いて堂々と勝負にいった。逃げることはなかった。 

 ▼巨人・川口投手総合コーチ(内海について)悪くなかった。見ていて、バレンティンには打たれる気はしなかった。特長である緩急を生かしてくれた。

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