マエケン18日ぶり登板で7回零封 驚異の防御率0・30

[ 2013年5月2日 06:00 ]

<神・広>7回4安打0封と貫録を見せた前田健

セ・リーグ 広島5-0阪神

(5月1日 甲子園)
 18日ぶりのマウンドでも、エースはエースだった。右上腕部の張りで4月13日中日戦(ナゴヤドーム)以来の登板。それでも広島の前田健は7回を4安打無失点に抑え、復活を印象づける3勝目を挙げた。

 「結果が全て。納得しています。久しぶりの試合で立ち上がりは不安があったが、(今は)不安はなくなった」と白星を誇った。

 初回に投じた直球は140キロ前後。「セーブしながら投げていた」という。手探りの序盤はスライダーやチェンジアップなど変化球主体の投球。投げるうちに腕が振れるようになり、ギアを上げた。最速は149キロを計測。7回、対戦した最後の打者だった新井良には全球直球で力勝負し、最後は147キロで空振り三振。最後は「本格派」の底力を見せつけた。対戦した25人のうち、初球から連続ボールは2人だけの無四球。持ち前の制球力も生かし、得点圏に走者を背負ったのは1度だけだった。

 4月20日巨人戦(マツダ)の先発を回避。未経験の右腕の張りに「投げてみないと分からない」と漏らしていたが、少しでも早く戦列に戻る必要があった。野村は右肩関節唇損傷で離脱。大竹も右背筋の張りで広島に残って調整中で登板のメドは立っていない。深刻な先発駒不足の中で前日は今季初登板した篠田が7失点と大炎上した。エースの自覚で早期復帰し、23イニング連続無失点。防御率は驚異の0・30でリーグトップ。野村監督も「さすがの投球。マエケンに尽きる」と最敬礼だ。

 チームを3位に引き上げた前田健は「抹消中はチームに迷惑をかけた。順位を1つでも上げられるように頑張りたい」と言った。5月。コイの季節に絶対エースが戻ってきた。

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