ノリ日米2000本安打も「米の5本は入れたくない」

[ 2013年5月2日 06:00 ]

<D・ヤ>ファンの声援に手を振る中村

セ・リーグ DeNA5-4ヤクルト

(5月1日 横浜)
 反骨の金字塔――。DeNAの中村紀洋内野手(39)が1日、ヤクルト戦で日米通算2000安打を達成した。4回に左越え本塁打を放ってプロ野球通算1995安打とし、大リーグのドジャースでの5安打と合わせて大台に到達。日本選手で日米通算2000安打を達成しているのはイチロー(ヤンキース)、松井秀喜、松井稼頭央(楽天)に続いて4人目の快挙で、「名球会」入りの条件を満たした。しかし、大リーグの5本はカウントしたくないという本人の強い意向で、記念セレモニーは行われない異例の達成となった。

 大記録にも、試合後の中村は穏やかな表情ながら淡々としたものだった。節目の安打は2戦連発、通算394本目となるアーチだった。

 「本塁打で決められればと思っていた。名球会に入れたのは光栄」

 2点を追う4回無死。赤川のシュートを振り抜いた打球は美しい放物線を描いて左翼席に入った。豪快なフルスイングで道を切り開いてきた。渋谷(大阪)時代には高校生ながら、元近鉄のブライアントの本塁打をテレビで見て、「グラウンドの奥の体育館に当たったら何メートル?130メートルぐらい?」と言いながら左翼に向かって打球を飛ばした。92年のプロ初安打も左越え本塁打だった。

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