粘る38歳黒田「今年一番悪い出来」でも7回零封4勝目

[ 2013年5月2日 06:00 ]

<ヤンキース・アストロズ>5回2死一塁、アルチューべが盗塁で刺され、手を叩いて喜ぶ黒田

ア・リーグ ヤンキース7―4アストロズ

(4月30日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田は「今年に入って一番悪い出来だった」と振り返った。それでもスコアボードに「0」を7つ並べた。4月の4勝はメジャー6年目で自己最高のスタートとなった。

 3回までは毎回走者を背負い、67球を要した。「バラバラだった。フォームも、リリースも」と初回は1死一、三塁、2回は2死満塁、3回は無死一、二塁。しかし、得点を与えないのが黒田の真骨頂だ。4回からは走者がいない場面でもセットポジションに切り替えた。「基本的にはゲームの中で変えるのは好きではないが、そうせざるを得なかった」。4回からの3イニングは1安打。思い切った決断が功を奏した。

 そして、もう一つはメンタルの強さ。3勝目を挙げた前回25日のブルージェイズ戦も2回までに6安打で3点を失いながら、3回から降板する6回まで無安打に抑えた。「前回ああいう形で6回まで投げた経験が、今日に生きた。投手としてもう一回り大きくなれたのではないかという試合」。4連勝は自己最長タイとなった。まさに粘る38歳。黒田はエースのサバシアとともに今季もチームを支えている。

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