菅野 初先発は7回1失点9Kの好投「本当に楽しかった」

[ 2013年3月30日 20:47 ]

広島戦に先発した巨人・菅野

セ・リーグ 巨人1―1広島

(3月30日 東京D)
 開幕戦を競り勝った巨人は30日、東京ドームで広島と対戦。ルーキー菅野(東海大)が先発した。7回を投げ、5安打1失点9奪三振と力投を見せた。巨人は12回を戦って決着がつかず、今季初の引き分けとなった。

 この日は浪人生活を支えてくれた両親が観戦。「ここまでお世話になった方たちに感謝の気持ちを込めて投げたい」と恩返しを誓ってマウンドに上がった。

 初回、菅野は2死から3番・丸に左前打を許すも、4番・エルドレッドを空振り三振に切って取り無失点の上々スタート。3回まで2安打無失点、毎回の4奪三振に抑える。

 4回には先頭の3番・丸に二塁打を浴び、無死二塁とされ4番・エルドレッド、5番・ルイスを連続三振を奪ったが、6番・松山にバットを折りながら右前に運ばれ、先制点を許した。5回は3者凡退、毎回三振は途切れる。

 川口投手コーチは菅野について「初登板でこれだけの力を見せてくれると、この先が楽しみ。スケールの大きさを感じる」とデビュー戦での奮闘ぶりを称えた。

 6回、1死後、この日2安打を許している3番・丸に初の四球、続く4番・エルドレッドに中前打を許し一、二塁のピンチも5番・ルイス、6番・松山を空振り三振に切って取り追加点を許さず。ここまで5安打1失点9奪三振。

 巨人はその裏、菅野の力投に応えるように反撃、7番・ロペスの左中間二塁打で同点に追いついた。

 7回、下位打線を3者凡退に打ち取り、ここまで103球を投げ5安打1失点9奪三振。その裏、菅野の打順に代打ボウカーが出て交代、巨人は勝ち越しならず、初勝利は次回以降の登板に持ち越しとなった。

 デビュー戦を終えた菅野は「緊張せずにすんなりとマウンドに上がれた。マウンドに上がる時にファンの皆さんの声援が温かくうれしかった」と振り返った。プロ第1球のストレートの後に笑みを見せたのは「阿部さんのサイン。逆球になったので思わず顔に出てしまった」という。

 今後に大きな期待を持たせる内容だったが「右バッターにはある程度思い通りに投げらたが、左バッターにはもっと厳しく攻めなくては」と、次回登板への課題を口にした。ただ、この日の大舞台は「本当に楽しかった」とスケールの大きなところを見せた。

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