侍唯一の先発投手 ソフトB摂津が2年連続開幕勝利

[ 2013年3月30日 06:00 ]

<ソ・楽>ソフトバンク・摂津は6回3安打1失点。2年連続で開幕戦勝利を挙げた

パ・リーグ ソフトバンク7―1楽天

(3月29日 ヤフオクD)
 侍ジャパン投手陣の中で唯一、開幕投手を務めたソフトバンク・摂津が、6回3安打1失点で昨季に続く開幕戦勝利を挙げた。

 「正直、不安はありました。昨年の経験があるので冷静に試合を推し進めることができた」。WBCでは中継ぎ起用だったため秋山監督は「イニング、球数を投げていないから」と不安を口にしていたが、摂津には信念があった。2月のキャンプ中に「たとえどんなことがあっても、開幕は自分が行きます」と首脳陣に異例の直訴をしていた。2年連続の開幕戦勝利は、03、04年の斉藤以来、球団では9年ぶりの快挙。昨季の沢村賞右腕の力投に指揮官は「十分な仕事をしてくれた」と最敬礼していた。

 ▽WBC開催年で開幕投手を務めた日本代表メンバー 06年は唯一巨人・上原が横浜戦に先発し、2失点で完投勝利を挙げた。09年はパ・リーグの4投手が開幕戦に先発。楽天・岩隈と日本ハム・ダルビッシュが投げ合い、岩隈は6回1失点で勝利投手、ダルビッシュは3失点完投で敗戦投手に。西武・涌井はロッテ戦に6回2失点で勝利投手、オリックス・小松はソフトバンク戦に5回7失点で敗戦投手となった。

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2013年3月30日のニュース