波乱!大阪桐蔭 3連覇絶たれる 1点届かず 県岐阜商の前に3回戦敗退

[ 2013年3月30日 16:15 ]

死球による足の痛みに耐えて大阪桐蔭の3連覇を阻止し、絶叫する県岐阜商・藤田

第85回選抜高校野球3回戦 県岐阜商5―4大阪桐蔭

(3月29日 甲子園)
 第85回選抜高校野球大会30日、3回戦を行い、第3試合は大阪桐蔭と県岐阜商が対戦。県岐阜商が序盤に奪ったリードをエース藤田が守りきり、5―4で3季連続優勝を目指した大阪桐蔭を倒した。

 県岐阜商は2点を先制された2回にすぐさま反撃。四球と安打で1死一、二塁とし、七番林の右前適時打でまずは1点。さらに野選と1番河村の左前適時打で3点を追加し逆転に成功。3回にも1点を加えリードを広げた。投げては先発の藤田がテンポの良い投球で4回以降は失点を許さず投げ切った。

 大阪桐蔭は、中盤以降じわじわと加点し、1点差まで追い詰めた9回。2死一、二塁で3番笠松が中前打を放つも、二走が本塁突入で捕手と交錯、球はこぼれたが守備妨害の判定でアウトとなった。

 ▼阪神・藤浪(大阪桐蔭OB)の話 負けてしまったのは残念ですが、主力選手がいない中で粘りを見せてくれたと思います。夏に向けて悔しさを胸に頑張ってほしい。

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2013年3月30日のニュース