下柳援護できず…楽天打線、散発4安打で今季初の屈辱

[ 2012年4月9日 06:00 ]

<オ・楽>ベンチで険しい星野監督(右から2人目)

パ・リーグ 楽天0-2オリックス

(4月8日 京セラD)
 楽天が今季初の零敗を喫した。木佐貫に対し散発4安打。星野監督は「いいボール放っとったな。低めのいいところに投げたし、追い込まれてフォークを振ってしまった」と脱帽するしかなかった。

 直球に的を絞ったが、それが裏目に出た。シュート、フォークを多投されたことで、高須は「(直球を含め)3つとも同じ高さに来てから変化したので、対応しづらかった」と振り返った。27アウトのうち内野ゴロは14。大久保打撃コーチは「俺の対策ミス。みんなは言った通りやってくれた」と選手をかばった。

 パ・リーグ先発最年長勝利がかかる下柳を援護できず、故障者続出のチームはオリックスに同率4位で並ばれた。開幕から9試合連続安打で気を吐いた嶋は「こういうチーム状況なので勝つことが大事」と巻き返しを誓った。

 ▼楽天・下柳(6回2失点も今季2敗目。粘りの投球について)粘っていたら0点じゃないの。

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2012年4月9日のニュース