城島“捕手の本能”で鎖骨打撲 本人は軽傷強調「またあさって」

[ 2012年4月9日 10:49 ]

<神・巨>2回2死一、三塁、阿部の強烈な一塁ゴロを左肩に受けた城島

セ・リーグ 阪神1―5巨人

(4月8日 甲子園)
 甲子園がヒヤリとした。「7番一塁」で1日のDeNA戦(京セラドーム)以来となる先発出場を果たした阪神・城島が、2回2死一、三塁から阿部の痛烈なゴロを左鎖骨に受けた。すぐに拾い直し、一塁ベースを踏んで大ピンチをしのいだものの、座り込んでしまうほどの痛みで3回の守備からベンチに退いた。

 試合中にトレーナーに付き添われクラブハウスへと引き揚げた。そのまま西宮市内の病院に直行し、レントゲンやCTスキャンなどで診察を受け、「左鎖骨の打撲」と診断された。幸い、骨には異常がなく「肩を上げづらい状態のため」(常川チーフトレーナー)左腕をサポーターでつった状態でベンチを後にしていた。

 「痛み?たいしたことないです。明日が休みなのが残念ですけど。またあさってです」

 球足の速い一塁線上を襲った打球。抜けていれば走者一掃は免れなかった場面で、ジョーが必死に体を張った。捕手をしていたときも、幾度となく投手のワンバウンドを止めてきた男。ポジションが変わっても「後ろへそらしてたまるか」という執念にまったく変わりはない。ましてや5試合ぶりのスターティングメンバーだ。

 だが待ちに待った甲子園の舞台で1度も打席に立つことはなかった。常々「野球がしたい」と語っているだけに胸に押し込めた悔しさは計り知れないが、久慈内野守備走塁コーチからは「体を張ったナイスプレー。強烈で、超難しい打球」と称賛の声。序盤で試合を壊さなかった背番号2の“守勲”に首脳陣も高評価だ。

 10日からの広島3連戦(マツダ)について山脇守備走塁総合コーチは「行くよ」と明言した。試合出場は今後の様子を見ながら決めるという。打線がやや湿っている今、一振りで流れを変えられるのは城島しかいない。痛みに耐え、戦場へと赴く勇姿で、猛虎打線を刺激する。

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