逆転CS進出へ 西武先発陣総動員“10・8リレー”

[ 2011年10月14日 06:00 ]

西武ドームのマウンドで投球練習を行う岸

 逆転でのCS進出を狙う西武が「10・8リレー」で最後のスクランブル態勢を敷く。15日からは全て相手が違う変則4連戦で、岸、涌井、帆足、西口の順で先発予定。

 18日の今季最終戦となる日本ハム戦(西武ドーム)まで3位争いがもつれれば、中2日で岸、中1日で涌井がブルペン待機する。小野投手コーチは「残りは4連勝だよ。岸と涌井もブルペン?入れるよ」と語った。

 最終戦はダルビッシュの先発が濃厚で、相手はタイトルも懸かる。11日の対戦(札幌ドーム)では15三振を奪われ3安打零敗を喫しただけに、1点も与えない早めの継投がキーになる。先発投手リレーと言えば、94年に巨人が最終戦でリーグ優勝を決めた「10・8決戦」が有名。当時の巨人は槙原―斎藤―桑田の先発3本柱リレーで中日を振り切ったが、負けたら終わりの一戦となれば、同様の策に打って出る。

 ブルペン待機となる岸が「チームが勝てれば何でもいい」と意欲を見せれば、涌井も「そんな予感はしていました」。08年の巨人との日本シリーズ最終戦では西口―石井一―涌井の先発リレーで6回までつなぎ、日本一をつかんだ実績もある。

 大きな戦力も味方につける。16日のソフトバンク戦(西武ドーム)では敵チームの右翼席エリア途中まで西武ファンで埋める席割りに変更が決まった。3位・オリックスとは1・5ゲーム差で、残り4試合。CS進出を信じるファンのためにも、全員野球で3位をつかむ。

 ≪10・8決戦≫94年10月8日にナゴヤ球場で行われた中日―巨人26回戦。130試合制で行われていたシーズン最終戦を前に両チームが69勝60敗で並び、勝った方がリーグ優勝となる一戦。巨人・長嶋監督は「国民的行事」と位置づけ、槙原―斎藤―桑田の先発3本柱のリレーで中日を6―3で破り、リーグ優勝を決めた。

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