力の差を見せつけられ4連敗 宮本「情けないの一言」

[ 2011年10月14日 06:00 ]

<中・ヤ>まさかの直接対決4連敗を喫し、浮かぬ表情を見せる小川監督

セ・リーグ ヤクルト0-2中日

(10月13日 ナゴヤD)
 絶望感が襲った。2点を追う9回2死。畠山が右飛に打ち取られると、ヤクルトの選手たちはベンチから力なく立ち上がった。首位中日に0・5ゲーム差と肉薄して乗り込んだ名古屋決戦でまさかの4連敗。4試合とも3点差以内の接戦だったが、それ以上の力の差を見せつけられ、優勝は絶望的となった。

 「意地を見せたかったが、情けないの一言。せっかくプロとして、いい位置でいい試合をする環境をもらったのに、何もできずに4連敗。情けないの一言」。両太腿筋膜炎を抱えて強行出場したチームリーダーの宮本が悔しさを押し殺した。

 最多勝、防御率争いリーグトップの吉見を打ち崩せなかった。今季3度目の先発出場となった上田はマルチ安打と1盗塁で奮闘。6回2死二塁では、青木が遊撃への当たりでヘッドスライディングする内野安打で2死一、三塁としたが、畠山が中飛に倒れた。4試合で計4得点。川端、畠山、バレンティンの中軸が不振に陥り、4試合連続でオーダーを入れ替えたが、苦肉の策も実らず3安打零敗に終わった。

 それでも、2点を追う7回途中から守護神・林昌勇を投入。6月14日西武戦(神宮)以来のイニングまたぎで執念を見せたが、9月以降に負傷、離脱者合計12人を出したチームに逆転する余力は残っていなかった。これで今季はナゴヤドームで11試合2勝8敗1分け。まさに鬼門だった。

 5月31日~10月5日に128日間、首位を守ったが、勝負の10月に3勝9敗と失速し、絶望の4・5ゲーム差に遠ざかった。「全部勝たないといけない。そういうつもりでいきます」と小川監督。残り5試合に差す光は、そのままCSを勝ち上がる道を照らし出す。

 ▼ヤクルト・上田(吉見からマルチ安打も実らず)バットが出てしまうところに(相手のボールが)きっちり来ていた。打てる球が1打席に1球来るかどうかだった。

 ▼ヤクルト・畠山(4打数無安打でこの4試合14打数2安打)開き直ったつもりだったが、実際チャンスで成績を残せなかった。何とかしないと勝てないのは十分分かっていた。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2011年10月14日のニュース