3勝王手も複雑…登板なし上原「心では泣いてるけど」

[ 2011年10月14日 06:00 ]

<タイガース・レンジャーズ>登板なしに終わった上原(右)と建山はチームの勝利に笑顔

ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 レンジャーズ7―3タイガース

(10月12日 デトロイト)
 レンジャーズが「11回の男」クルーズの活躍で王手をかけた。延長11回、ナポリが勝ち越しの中前打を放った直後。タ軍守護神バルベルデの94マイル(約151キロ)直球を叩いた打球は、左中間越えへの3ランとなった。

 「チャンスでプレーさせてくれた神に感謝したい。いいスイングができたら結果はついてくる」。第2戦の延長11回、ポストシーズン史上初のサヨナラ満塁弾。ポストシーズン通算2本目の延長戦本塁打は史上4人目だが、同一シリーズの延長戦2本塁打は史上初の快挙だ。守備でも同点の8回1死一、三塁で定位置やや後方の右飛を処理した後、ワンバウンドのストライク返球で補殺を決めて敵地を黙らせた。

 ブルペンの上原は、クルーズの一発が飛び出すと建山とハイタッチ。自身の登板機会はなく「勝って良かった。心では泣いているが、みんな喜んでいるから一緒に喜びたい。自分は自分で頑張っていかないと」と話した。2試合連続被弾中の右腕について、ロン・ワシントン監督は「彼の力が必要な場面では彼を使う」とした。

 ≪V率は78%≫リーグ優勝決定シリーズが7回戦制となった1985年以降、第4戦を終えて3勝1敗とリードしたケースは過去18度。うち14度がワールドシリーズ進出につながっており「V率」は78%となった。14回中、8回は第5戦で決着している。

 ▼レ軍・建山 (自軍の)投手も、いつかうちの打線が点を取ってくれると思って投げているのでは。あと2つ負けられる、くらいの気持ちでいけばいいかな。

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