松坂獲得のRソックスらつ腕GMがカブスと5年契約

[ 2011年10月14日 06:00 ]

 レッドソックスのテオ・エプスタインGM(37)が12日(日本時間13日)、カブスと来季からの5年契約で合意したと複数の米メディアが伝えた。

 地元紙ボストン・グローブ電子版によると、5年総額1500万ドル(約11億5500万円)に加えて350万ドル(約2億6950万円)の契約金が支払われる。同GMは来季までレ軍との契約が残っており、カ軍からは若手選手の移籍などによる異例の補償がなされる可能性があるという。

 同氏は02年11月に史上最年少の28歳でGM就任。チームは04年、86年ぶりにワールドシリーズを制した。06年オフに松坂と岡島を獲得。07年は2度目の世界一に輝くなどらつ腕ぶりを発揮した。今季はゴンザレスらを獲得し地区優勝の筆頭と目されたが、9月に7勝20敗と大失速してプレーオフ進出を逃した。松坂にとってはテリー・フランコナ監督とともに、入団時からの首脳が2人とも球団を去ることになる。

 カブスはナ・リーグ中地区で2年連続5位と低迷。1908年以来、103年間世界一から遠ざかっている。

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2011年10月14日のニュース