福井“助けた”G打線…やはり大きい阿部の穴

[ 2011年4月18日 06:00 ]

<広・巨>ベンチでさえない原監督

セ・リーグ 巨人3-4広島

(4月17日 マツダ)
 広島の福井にとっては、何よりの「休憩時間」だったに違いない。巨人の7番・ライアルの打席だ。二ゴロ併殺打と連続三振で、初登板の新人右腕を助けてしまった。

 6番を予定していた阿部が右ふくらはぎ肉離れで離脱。8番のはずだったライアルが開幕から7番に入った。しかし、昨季44本塁打、92打点の阿部の代役はそう簡単に務まらない。19打数4安打の打率・211。こうなると、ライアルの前を打つ6番・長野が無理せざるを得ない。1点を追う2回無死一塁で外角攻めを強引に引っ張って左飛なら、2点を追う6回2死一塁でも2球目の外角球を打って中飛。後ろが信頼できれば、どちらもつなぎに徹すべき打席だ。福井にすれば長野さえ抑えれば下位打線で失点の心配はなかった。

 「つながらないね。やっぱり3、7番、この辺がね」。原監督は2試合無安打の3番・小笠原の状態も嘆いたが、阿部がいるだけで相手投手に重圧をかけられた昨年とは全く違う。7番が下位打線の機能を奪い、前日に続いて広島の若手2人にプロ初白星をプレゼントした。下位打線のテコ入れについて「全員の中でね。どうなるかというのは即答できない」と苦しげな原監督。阿部不在。その穴は予想以上に大きい。

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