「西の勇ちゃん」も勝った!プロ初勝利に喜び爆発

[ 2011年4月18日 06:00 ]

<楽・オ>プロ初勝利のオリックス・西は、甲子園のバックスクリーンを背に、インタビューを受ける

パ・リーグ オリックス4-1楽天

(4月17日 甲子園)
 「西の勇ちゃん」もプロ初勝利を挙げた。オリックス3点リードの9回。祈るように見つめていた20歳の右腕は、最後の打者・中村が空振り三振に倒れると、捕手の伊藤と抱き合って喜びを爆発させた。

 チームの連敗を3で止めたのは、昨年8月12日のソフトバンク戦(ヤフーD)以来、プロ2度目の先発となった西勇輝。バックネット裏で両親が見守る中、初回に1点を失ったが、2回以降は直球が走りだした。スライダーも鋭く、6回には松井稼、聖沢を2者連続空振り三振。7回まで3安打1失点の好投が8回の逆転劇を呼んだ。

 三重・菰野のエースとして08年夏の甲子園に出場したが、1回戦で仙台育英に1―4で敗れた。同じ舞台で記念の1勝を挙げ「あの時と逆になって良かった」。トレードマークの笑顔が輝いた。

 岡田監督も「プレッシャーのある中で、よう投げたよ」と称賛。試合後は早大の後輩、日本ハムの斎藤がプロ初勝利を挙げたことに質問が及び「最初の試合で勝てたのは大きいよ」と言ったが、すぐに「西も“ゆうき”か。西の方が安定しているよ」と話題を戻した。若手の躍進がめざましい今季のプロ野球界。オリックスにもニューヒーローが誕生した。

 ◆西 勇輝(にし・ゆうき)1990年(平2)11月10日、三重県生まれの20歳。菰野では2年からエースを務め、3年夏は甲子園に出場したが1回戦で仙台育英に敗戦。08年ドラフト3位でオリックス入団。初登板は09年9月21日の楽天戦(Kスタ宮城)で、3番手で1イニングを3者凡退。10年8月12日のソフトバンク戦(ヤフーD)で初先発した。1メートル80、80キロ。右投げ右打ち。

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