明大・野村、毎回14K完投!日米12球団来た

[ 2011年4月18日 06:00 ]

<立大・明大>1失点ながらも14奪三振で完投勝利を飾った明大先発・野村

東京六大学野球 明大3-1立大

(4月17日 神宮球場)
 東京六大学野球は17日、神宮球場で1回戦1試合が行われ、今秋ドラフト1位候補の明大・野村祐輔投手(4年)が今季公式戦初登板。毎回の14奪三振の力投で1失点完投し、リーグ戦通算20勝を達成した。18日は立大―明大、東大―法大の2回戦2試合が行われる。

 明大・野村がドラフトイヤー初戦で快投を見せた。日米12球団20人のスカウトが集結。その前でMAX149キロの直球とカットボールやスライダーなど多彩な変化球を武器に14個の三振の山を築き「きょうはがむしゃらに向かっていこうと思った。早く勝負ができてムダ球がなかった」と117球完投に満足そうに語った。ジャイアンツの嘉数駿スカウトは「内外角の出し入れができて変化球が素晴らしい」と高評価。明大の投手としては33勝を挙げた秋山登(故人)以来、56年ぶりの通算30勝も視野に入ってきたが「優勝すれば近づいてくる」と3季ぶりの優勝を見据えていた。

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2011年4月18日のニュース