松坂「こういう状況を招いたのは自分自身の責任」

[ 2010年3月7日 06:00 ]

ブルペン投球を終え、帽子を取ってお辞儀する松坂

 背中の張りで調整が遅れていたレッドソックスの松坂大輔投手(29)が開幕を故障者リスト(DL)で迎える可能性が高くなった。首脳陣は5日(日本時間6日)、今キャンプで初めて捕手を座らせて投球練習を行った松坂に、公式戦復帰まで25イニングのノルマを設定。最低6試合が必要なため、4月4日(同5日)からの開幕ローテーションを外れることが決まった。DL入りしてマイナーでの登板を経て4月中旬以降の復帰を目指す。

 厳しい現実だった。松坂が開幕に間に合うかどうかを問われたフランコナ監督とファレル投手コーチはともに言葉を濁した。この日投球練習が解禁になったとはいえ、58球中、捕手を座らせたのはわずか12球。4・4開幕へ向け首脳陣からペースアップの指示は出なかった。
 「こういう状況を招いたのは自分自身の責任。結果そうなっても(開幕に間に合わなくても)仕方がないし、遅れることになったら、できるだけ早く戻れるように努力するだけ」と松坂。先発陣が豊富にいるチーム事情もあり、首脳陣の松坂に対する姿勢はスロー調整で一貫している。ファレル投手コーチは「07、08年よりも投球フォームが安定している」と評価しつつも、今後の調整について「ほかの投手と同様、オープン戦は大体25イニング」とノルマを設定した。
 25イニング。これは松坂が開幕ローテーションに入っていないことを意味する。実戦までに最低2回の投球練習、2回のフリー打撃登板を行う予定で、15日前後にオープン戦初登板となるが、ノルマ達成には、段階的に球数を設定するレ軍において、最低6試合が必要になる。中3~4日で回っても4月3日終了のオープン戦中のクリアは不可能だ。開幕後はマイナーで調整するためDLに入り、1~2試合の調整登板を余儀なくされる。
 チームは開幕戦から10日間で休日が3日あり、最初の3カード9試合は先発投手が4枚で足りる。松坂のメジャー初登板は5人目が必要となる4月16日からのレイズ4連戦となる見込みだ。
 「指示通りやっていく。投げ始めてからずっといい状態にある。制球は良かったし、ボールの勢いも良かった」と松坂。地道な調整で一つずつ階段を上るしかない。

 <3Aか2Aで調整登板>大リーグの選手がマイナーで登板するには2つの方法が考えられる。1つはメジャー40人枠から外すことと、もう1つは故障者リスト入りさせてのリハビリ登板。松坂の場合は、ケガ以外では本人の同意なくマイナーに降格させられない契約となっているため、DL入りの措置を取る可能性が高い。車で移動が可能な傘下3Aポータケット、2Aポートランドはともに4月8日が開幕。そこで松坂が調整登板を行うことになりそうだ。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2010年3月7日のニュース