岩隈、フォーク解禁!開幕へエースに死角なし

[ 2010年3月7日 06:00 ]

横浜戦に先発、5回を3安打無失点と好投した楽天・岩隈

 【楽2-0横】楽天・岩隈は試合後、開幕に向けての調整具合をこう表現した。「もうこれ以上(技術的に)上げることはない」。3回無失点に抑えた前回の日本ハム戦(2月27日・名護)との違いはフォークの割合。わずか1球だったウイニングショットは7球に増えた。

 象徴的だったのは初回2死一、二塁。昨季日本ハムとのCS第2ステージ第4戦で、日本シリーズ進出の夢を絶たれる本塁打を許したスレッジを迎えた場面だ。初球に直球で見逃しを奪うと、2球目は内角低めにスライダーが外れてボール。カウント1―1から決め球のフォークを選択し、二ゴロに打ち取った。
 前回の日本ハム戦では「直球が悪いと変化球が生きない」と、投球の基本となる直球系を仕上げることに重点を置き、直球とシュートが全体の73%を占めた。唯一のピンチとなった2回2死二塁では鶴岡に2球連続の直球勝負で遊ゴロ。初回2死一塁でも4番・高橋を直球とシュートで追い込み、最後は内角の直球で右飛に封じた。直球の質を確認できたことで、この日は直球と変化球を組み合わせるシーズン同様の配球でピンチを脱した。
 「フォークをしっかり投げられた。また1つの収穫です」。20日のオリックスとの開幕戦(京セラドーム)へ向け、最後のテーマに掲げていた変化球の精度をクリアした。「あとは気持ちだけ。唯一の不安は点を取られていないことかな。失点した後に気持ちをコントロールできるかですね」。オープン戦2試合で計8回を無失点。ぜいたくすぎる岩隈の不安が順調さを物語っている。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2010年3月7日のニュース