ミネソタの寒さに苦しんだ前田健太に朗報 ツインズが6人のローテーションを検討 

[ 2023年3月13日 09:26 ]

ツインズ・前田健太
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 前田健太投手(34)の所属するツインズが開幕を6人のローテーションで迎える可能性が浮上した。12日(日本時間13日)大リーグ公式サイトが報じた。

 1月20日にトレードでマーリンズから昨季10勝をマークした右腕パブロ・ロペスを獲得。その時点でメジャーで実績のある先発投手が6人になったが、若手のジョン・オバーを外して、開幕は5人で臨む構想だった。しかし開幕まで3週間となった時点で、デレク・ファルベイ編成本部長は6人のローテーションで行く可能性をほのめかした。「内々で検討している。ブルペンへの影響などを考慮している」と言う。理由は右肘に不安がある投手に負担をかけたくないことだ。

 タイラー・マーレ(28)は昨季は肘の痛みで満足に投げられなかったし、前田はトミージョン手術(側副靱帯再建術)からの復帰のシーズンになる上に、2年前、寒いミネソタでの登板に悩まされていたことも記憶に新しい。一方でオバーは好調。2試合3イニングに投げて無失点5奪三振。球速も去年より上がっている。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ベネズエラ代表のロペス、ソニー・グレイ、ジョー・ライアンらも好調だ。

 6人のローテーションで開幕できれば、序盤は先発投手陣の負担を少なくし、重要な後半戦により良い状態で臨むことができる。開幕は3月30日のロイヤルズ戦。「キャンプの最後にみんなが健康であれば、そうなるように願っている」とファルベイ編成本部長は話していた。

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2023年3月13日のニュース