内川聖一 侍ヌートバー「どういう選手なんだ」から「化学反応起こせる選手」に 見抜いた栗山監督を称賛

[ 2023年3月13日 11:12 ]

内川聖一氏
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 昨季限りでNPBからの引退を表明し、現在は九州アジアリーグ・大分でプレーする内川聖一(40)が13日、日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜前8・00)に生出演。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表のラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)の魅力を語った。

 これまでの日本の4試合を振り返った内川は、チームの勢いを作った選手としてヌートバーの名前を口に。「全力プレーであったりだとか。全力プレーだけではなくて、打ったあとの走塁面。次の塁を狙ってアグレッシブに動き回るって、チームにとってすごく影響を与えていると思います。背中を見ているだけでこっちも元気になるようなパワーを持った選手です」と熱弁をふるった。

 「名前が挙がった当初はどういう選手なんだろうっていうのがまず先だったと思う。でも、こういう化学反応を起こせる選手だってことを栗山(英樹)監督もわかった上で呼んでると思いますんで。そこまでの調査であったり、彼を見抜く力ってすごいなと思いましたね」とヌートバーを選出した監督の眼力に称賛の言葉を送った。

 ヌートバーは9日の中国戦で2安打1盗塁に加えて3回には浅い飛球をスライディングキャッチする美技でチームを勝利に導いた。10日の韓国戦でも反撃の口火となる中前適時打を含む2安打1打点。さらに5回1死一塁の場面では遊撃後方の浅いフライに対し、敢然と頭から飛び込むダイビングキャッチで連日のスーパープレーでチームを救った。

 メジャーの試合でも見せるコショウをひくパフォーマンス「ペッパーミル」がチームだけでなくファンにも浸透。さらに打席に入る際には観客から「ヌーーー」と叫ぶ“ヌーイング”も沸き起こっている。

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2023年3月13日のニュース