【WBC】“さわやか軍団”チェコが3回に豪州に追いつく　唯一のMLB経験者・ソガードが同点打

WBC1次ラウンドB組   チェコ－オーストラリア （ 2023年3月13日    東京D ）

WBC1次R＜チェコ・オーストラリア＞3回、ソガードの同点適時打で盛り上がるチェコの選手たち（撮影・尾崎　有希）
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　ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の1次ラウンドB組は13日、東京ドームでチェコ－オーストラリア戦が行われ、初出場のチェコが3回に同点に追いついた。

　チェコは0－1の3回2死一、三塁からソガードが中前適時打。同点に追いついた。チェコは国内にプロリーグがなく、先発・シュナイダーは消防士として働くなど“兼業軍団”として知られているが、チーム唯一のMLB経験者であるソガードが貴重な一打を放ち、試合を振り出しに戻した。

　WBC初出場のチェコは初戦の中国戦に8－5で勝利。日本には2－10で敗れたものの笑顔でプレー。最後まで爽やかに戦い抜き、日本の野球ファンの心をつかんだ。

　一方、チェコに勝利すれば初の1次ラウンド突破が決まるオーストラリアは初回にホールが先制ソロを放った。