【WBC】「死のD組」はベネズエラが連勝で1次R突破に前進 MLB組が大活躍 DeNA・ソトは無安打

[ 2023年3月13日 11:44 ]

WBC1次ラウンドD組   ベネズエラ9-6プエルトリコ ( 2023年3月12日    ローンデポパーク )

サンタンダーの3ランに沸くベネズエラのナイン(AP)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドD組は12日(日本時間13日)、マイアミのローンデポパークで2試合が行われ、ベネズエラがプエルトリコに勝利し、「死の組」と呼ばれるD組で初戦から2連勝。1次ラウンド突破に大きく前進した。

 ベネズエラは3度の首位打者に輝いたアルテューベ(アストロズ)が1番、昨季の首位打者、アラエス(マーリンズ)が2番、アクーニャ(ブレーブス)が3番、21年に48本塁打、121打点で打撃タイトル2冠を獲得したS・ペレス(ロイヤルズ)が4番と、メジャー組が多数、スタメンに名を連ねる豪華布陣。初回からS・ペレスが先制打を放つと、続くサンタンダー(オリオールズ)が3ランと4点を奪った。S・ペレスは2回にも3ランを放つなど、5回までに4安打5打点と大爆発し6回の守備からベンチに退いた。

 一方、プエルトリコは2回にロサリオ(ブレーブス)がソロを放つと、6回に4点、8回にも1点を返し3点差まで迫ったものの序盤の大量失点が響いた。DeNAのソトは「7番・一塁」でスタメン出場したが、3打数無安打。9回は代打が送られた。

 ベネズエラは初戦で優勝候補筆頭のドミニカ共和国に5-1で勝利。これで2連勝となった。また、同じD組のニカラグア―イスラエル戦はイスラエルが3―1で逆転勝ちを収めている。

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