ヌートバーの出場機会はどうなる? 4人の優れた外野手が存在するカージナルス マーモル監督の決断は

[ 2023年3月13日 11:55 ]

侍ジャパン・ヌートバー
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 カージナルスの大物新人ジョーダン・ウォーカー外野手(20)がオープン戦で打率・424、3本塁打、7打点の活躍。2001年のアルバート・プホルスのデビューを彷ふつさせる大暴れで、開幕メジャーの可能性は高い。しかしカ軍にはラーズ・ヌートバー(25)、タイラー・オニール(27)、ディラン・カールソン(24)と優れた外野手が既に3人いて、起用についてオリバー・マーモル監督は嬉しい悲鳴を上げている。12日(日本時間13日)大リーグ公式サイトが報じた。

 ヌートバーのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でのセンセーショナルな活躍はフロリダ州ジュピターのキャンプ地でも話題になっている。活気あふれるプレー、ファンを魅了する笑顔で、日本中が大騒ぎだ。しかしカールソンもこの春のオープン戦で2本塁打、7打点と好調。オニールもWBCカナダ代表で、イギリス戦は4打数4安打4打点だった。カージナルスは元々強いチームだが、外野陣のレベルが飛躍的に上がったことで、ワールドシリーズ制覇を目指せるチームになった。

 では4人を3つのポジションでどう起用するのか?DHをうまく使いたいが、ウィルソン・コントレラス捕手、ポール・ゴールドシュミット一塁手、ノーラン・アレナド三塁手をたまにDH起用することで起用にも幅が広がる。若手の控え野手をDHで使い、成長を促すことも必須なため、常にDHのスポットが開いているわけではない。

 公式サイトのジョン・デントン記者の予測はこうだ。ウォーカーが「2番左翼」でレギュラー、オニールが中堅のレギュラー。ライトはスイッチヒッターのカールソンとヌートバーが交代で出場する。言うまでもなく、ヌートバーは毎日試合に出たいだろうし、休ませるのはもったいない。果たしてどうなるのだろうか?

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2023年3月13日のニュース